熱処理炉

こんにちは。なんだかブログがどこへ行くのか分からなくなってきました…。
ちょっとマジメな方へ。

今回はノモテックで製造している『熱処理炉』の基本構造を書いてみたいと思います。

まず熱処理という読んで字の如く、品物に熱を加える処理を行う設備となります。
炉の中心部に熱処理する品物を置くスペースがあります。
その外側に熱源があります。
さらにその外側に断熱層があり、一番外側に鉄板などで作られた炉枠があります。
それに品物を出し入れする出入口の扉があります。
基本的な構造は以上のものです。
それに熱処理する品物に従って様々なスペックが加えられていきます。

処理温度が200℃の場合と1000℃の場合では断熱材の材質も厚みも変わってきます。

炉内温度を均一にするための攪拌機(ファン)を取付けたり。

酸化しないようガスを流しながら加熱したり、違うガスを入れて反応させたり。

品物を自動で出し入れする搬送装置をつけたり。

様々な熱処理方法に応じてオーダーメイドで熱処理設備を製造しています。

お客様のご要望に応じて、お客様と協力して経験と知恵を出し合いながら、
より良い設備を作っていきたいと思っています。


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